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- IELTSとOETとの違いについて
- IELTSについて(概要の説明)
- IELTSの詳細(各セクションの説明)
- IELTSのメリット&デメリット
- OETについて(概要の説明)
- OETの詳細(各セクションの説明)
- OETのメリット&デメリット
IELTSとOETとの違いについて
看護資格取得者には良く知られている事実ですが、OETとIELTSでは求められる英語が大きく異なります。
OETは決して、「IELTSより簡単」ということはありませんが、IELTSと違う英語力が求められます。
なぜならOETで出題される課題は、受験対象者の労働環境を模して、医療関係者と言語のエキスパートにより作成されたものだからです。
- ◆IELTSの別名
- IELTSはケンブリッジ大学で開発された語学判定試験で、その目的は多岐にわたります(例:学校入学・企業入社時の語学力判定)。
この試験では通常とても高い英語力が求められ、その質の高さから、時には「ゴールド・スタンダード(黄金基準)」と称されることもあります。
しかしその質の高さから、「看護師にそこまでの英語力をもとめる必要はない」との反論もあがっています。 - ◆OETとIELTSの比較
- 下記はOETとIELTSの両試験にて試験官を行っている学者の試験比較の言葉を引用したものです。
「言語、文化、コミュニケーションには大きな相互点が見られる。IELTSは英語力を判定する試験であるが、文化的背景を考慮に入れておらず、人との関係や特異とした患者との接点という点は測りきれないのに対し、OETは医療に関連した側面からその英語力を測ることができるので、雇用者としてもその利用価値が伺える。」
その他にもOETとIELTSに異なる点が多少あります。
IELTSはOETに比べて比較的安価で、テストの開催回数も多いです。
この事実により、看護師登録を目指すたくさんの看護師にとってはIELTSのほうが有名であり、IELTSで規定を満たすことを考えることが多いのが実情です。
もちろんIELTS、OETともに優れている点はあります。
IELTSは世界的に有名な語学判定試験であることに対し、OETは医療関連に関してとても役に立つ。
どちらの規定を満たした場合でも、海外での看護師登録につなげることができます。実際に様々な学校で、各試験に対する対策コースを開催して いますが、
どちらの道を通ってでも、オセアニアで看護師登録ができるように準備することができます。
IELTSについて(概要の説明)
IELTS とは「 International English Language Testing System」の頭文字を取ったものであり、世界で広く使用されている英語力判定試験です。
様々な大学や教育団体にて入学判断基準に用いられており、この試験では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの能力を判定することができます。
IELTSは「アカデミック」と「ジェネラル(一般)」モジュールの2つに分れます。
看護資格申請に必要とされているモジュールは「アカデミック」になります。
- ≪ジェネラル(一般)モジュール≫
-
一般モジュールはオーストラリア、ニュージーランドへの移民を対象としている人の英語能力を評価するための目的として施行されていることが主です。
従って、専門学校・大学入学等ではなく、実際に仕事をするための一般的な英語力を判定するための試験として、実施されています。 - ≪アカデミックモジュール≫
-
アカデミックモジュールは英語圏の専門学校、大学・大学院入学を目的に広く施行されています。
一般モジュールよりも敷居が高いとされており、英語力の観点からは、実際に一般モジュールと同じ点数でも、アカデミックのほうがレベルが高いとされています。
ジェネラル、アカデミックを問わず、テストの内容は下記の4分野に区分されており、リスニングとスピーキングはジェネラル・アカデミックともに試験内容は同じものとなっています。
◆リスニング
◆リーディング
◆ライティング
◆スピーキング
IELTSの詳細(各セクションの説明)
IELTS各セクション特徴
IELTSのメリット&デメリット
≪メリット≫
- ◆IELTSはOETに比べて比較的安価
- IELTSの試験費用が現在AU$317に対し、OETは現在$580.80(4分野受験の場合)。
しかもOETをオーストラリア以外で受講した場合、その費用はAU$775(4分野受験の場合)となります。
- ◆テストの開催回数が多い
- IELTSは月に2回程度行われるのに対し、OETは6週間に一度、年に約7~10回程度しか行われていません。
またIELTSは連続で受験することで頻繁に受験する事ができますが、OETは次回の試験まで1ヵ月半~3ヶ月程度待つ必要があります。
≪デメリット≫
- ◆医療に関連していない
- 試験の内容が医療に関連していることは稀であり、環境問題、農業・工業、科学、ビジネスのような内容が主なため、看護師資格取得を目指す看護師にとっては、興味のない分野を勉強する必要がでてくるため、モチベーションの持続が難しくなります。
OETについて(概要の説明)
The Occupational English Test(※以下「OET」)は医療に携わる人のために作成された語学力判定試験です。
このテストでは医療現場で必要とされる英語力が判定されます。
OETの試験はOETセンターの管轄にて、毎年に7~10回、世界40ヵ所で行われています。
このテストは海外の医療資格に登録を行いたい人の語学知識を測るほか、英語圏で通用する英語力を測ります。
オーストラリア・ニュージーランドの看護協会は、海外の正看護師が現地の看護師として登録するために必要な英語力を、OETの全てのカテゴリー(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)にて「B」以上と定めています。
OETの詳細(各セクションの説明)
OETの全てのセクションでは、海外の医療職務において毎日起こりえる状況を想定した上で、その状況が試験の題材として使用されています。
この試験では英語力が判定されますが、自分の医療知識を活用することでもっと簡単に問題に解答することができる場合があります。
OET各セクション特徴
OETのメリット&デメリット
≪メリット≫
- ◆医療関連英語
- いくら英語試験と言っても、看護師が過去に携わってきた経験がここに活かされる場合があります。わからない単語も、医療関連ということから、自分の経験により意味の推測がしやすくなるのは明白の理です。また全てのセクションで「B」を取得することを目標にしながら、実践でも使える医療英語を常に勉強していることになるので、モチベーションも高く保つことができます。
- ◆カテゴリーごとの取得
- 仮に全てのカテゴリーで「B」が取得できなかった場合でも、次回のテストで、前回「B」がとれなかったカテゴリーのみを受講するだけでよく、毎回全てのカテゴリーで「B」を取得する必要はありません。再テストが必要なカテゴリー数によっては、再テストの料金 がIELTSよりも安価になることもメリットと言えます。各カテゴリーで一度取得した成績は2年間有効となりますので、2年の間に全てのカテゴリーで「B」が取得できれば看護登録に必要な英語力を達成することができます。
※しかし、現在ではニュージーランドを除くオーストラリア全ての州が、全てのカテゴリーで「B」以上を、一度の受験で取得する必要があるようになりました。
この点のみを比較すると、IELTSでは毎回のテストで、全てのカテゴリーの規定を満たさなければいけないため、 OETのほうが勉強する焦点を当てやすくなります。しかし現在の状況を加味すると、この条件ではニュージーランドのみが有効と言えます。
≪デメリット≫
- ◆IELTSに比べて比較的高価
- IELTSの試験費用が現在AU$317に対し、OETは現在$580.80(4分野受験の場合)。しかもOETをオーストラリア以外で受講した場合、その費用はAU$775(4分野受験の場合)となります。分野別に受ければ割安となりますが、カテゴリー別に受講することができるニュージーランドのみのメリットとなります。
- ◆テストの開催回数が少ない
- IELTSは月に2回程度行われるのに対し、OETは6週間に一度、年に約7~10回程度しか行われていません。またIELTSは連続で受験することで頻繁に受験する事ができますが、OETは次回の試験まで1ヵ月半~3ヶ月程度待つ必要があります。


















